あなたは万能ですか?
どんなことでも高いレベルで行えますか?
自分は、今までグラフィックから始まり、映像、WEBデザイン、コーディング、システム構築、マーケティング、コンサルティングなど歳を重ね、また時代の変化と共に様々な仕事をしてきました。
いろんな知見があって、いろんな角度からの観点でモノが見られることはとてもいいことだと思います。
でもやっぱり人間です。
やっぱり、全ての道を極めるなんてことは難しい。
結局は浅く広くなってしまい、何かのプロフェッショナルにはなれない。
自分は、この秋から都内にある企業とあるサービスを構築しています。
そこはスタートアップ企業で、まだまだ足りないものだらけです。
でも、そこには少しずつではあるものの様々な分野のプロフェッショナルなメンバーが集まってきています。
ディレクター、UIUXデザイナー、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、ライター、コンサルタントなどなど。
そんな中で自分はUXチームとしてUIUXデザイナーとしてコミットしているわけですが、やっぱりそれぞれの分野のプロフェッショナルが集まると、すごいものが出来上がっていきます。
中途半端な知識やスキルで、無駄な時間や労力を使い、中途半端なものを作り上げてもそこからは何も生まれないし、ただ時間とお金を費やしてしまうだけ。
全く無駄とは言わないけれど、ユーザーに対してレベルの高い体験を提供することはできません。
結果、さらなる広がりは期待できないし、ビジネスとしても成功とは程遠くなってしまう。
もちろんチームで行う上でも、メリットはもちろんですがたくさんの注意すべき点もあります。
チームで仕事を行うメリット
生産性の向上
まずは、何と言っても分業することができるので、生産性が飛躍的にアップします。それは単純に人が増えたから、手が2倍になって早くなるというだけの話ではなくて、それぞれの得意分野で能力を充分に発揮する適切な作業時間が設けられることによって、より効率的に時間を使うことで生産性が向上するわけです。
それぞれの役割が明確
分業するということは、そのセクション毎の役割も明確になります。
全体を管理するマネージャー、どのような販路でサービスを展開するのかマーケティングを行うマーケティングディレクター、見た目や使いやすさ・体験などをデザインするデザイナー、シナリオを作成するシナリオライター、デザインを実際のコードで実現させるフロントエンジニア、サーバー側の処理などを構築するバックエンドエンジニアなどなど。
一つのサービスを起ち上げるには、ざっくり言ってもこんなに人がいるわけで、それぞれ全く違う能力が必要なんです。
こう言った役割を分業するので、それぞれはそれぞれの分野でサービスをより良くするためにどうすればいいのか集中して考えることができるし、結果より良いものになっていきます。
個々のモチベーションアップ
チームで連携して作り上げていくということは、どこかの分野が手を抜くとサービス全体に影響が出るということ。
つまりどの分野の仕事も責任重大なわけで、一つたりとも無駄なものなんてないんです。
それはチーム全体のモチベーション向上にも繋がるし、強いては個々のモチベーション向上に繋がるということです。もちろん責任重大故に重圧がのしかかってくるということにもなりますが、それはその人が欠かせない人だということだし、必要とされていることになりますよね。
チームでフォローし合える
責任重大故に失敗を恐れてしまいがちですが、失敗は付き物。サービスは特に失敗を繰り返し繰り返し、最終的にいいものをリリースし、その後も都度改修していてより良いものを提供していきます。
失敗をしたら、それを改善するためにチームがあります。
一人で悩み抱えるんじゃなくて、チーム全体で解決してくんです。
一人でやっていれば、自分一人で悩み、そして解決しなくてはなりませんが、チームで行うことで、様々な専門分野から意見を出してもらえて、フォローしてもらえる。こんな心強いことはありませんよね。
個々の学習能力の向上
様々な知見・スキルを持ったメンバーがいることで、教え合い学び合うことで一人一人の学習能力も高まり、チーム全体のスキルのボトムアップになります。
選択肢の多様化
一人で全てを行っていたら、スキルや知識の乏しさから、やれること・提供できるサービスは限られてしまいますが、様々なメンバーがいることで実現できる選択肢がグン!と増えます。そうしたところから新たなチャンスが生まれるんですね。
イノベーションが生まれる
選択肢の多様化と似た意味ですが、「1+1=2」になるわけではなくて「1+1=10 or 100 or ∞」という技術革新が生まれます。
チームで仕事を行う注意事項
- 明確なルール・ガイドライン作成をすること。
- 共通目標を常にもち、それに向けて計画的に動くこと。
- 報連相を高いレベルで行うこと。
注意事項は、やっぱり個々が自分勝手に判断して仕事をしないことですよね。
「多分」とか「きっと」とか「これくらいなら」とか個人の判断でことを進めるんじゃなくて、各分野にリーダーがいればその人間に逐一確認を取るべきだし、分野の垣根を越えての確認も場合によっては、必要です。
報連相は、しっかりきっちりやり過ぎくらいが丁度いいでしょう。
デザインシステムガイドラインによる一貫性
有名アプリのLINEは、様々なサービスを早いスピードでリリースし展開しています。
なぜ、そこまで迅速に次々とサービスをリリースできるのか。
それは、LINEのデザインシステムのガイドラインがあるからです。
しっかりと構築されたデザインシステムのガイドラインがあれば、チーム全体で共有することができるし、今後リリースするサービスに対して一貫性のUXを提供することができるんです。
例えば、カラーもそれぞれに固有の名詞をつけます。indigo500とか。
このカラーネームはフロントエンジニアがcssを作成する際にもクラスのネーミングとして使用できるので、サービス毎にカラーはどうするとか決める必要はないんです。
つまり、デザイナーはサービスを作成するたびに新たにカラーやボタン、ヘッダーやフッター、メニューやその他のコンポネートを0から構築することもなく、ガイドラインに沿って作っていけばいいんです。
そうすることで、生産性と作業効率化が格段にアップします。
モッズベイスはチームでのプロジェクト制作を行います
MODS BASEは、上記のようなチームでより良いものを作り上げてお客様やユーザーの満足を獲得していきたいと考えています。
そのためにディレクター、デザイナー、エンジニア、ライター、カメラマンなどなどの方達と共に仕事をしたいと考えています。
フリーランス・個人事業主、副業・複業などで仕事をしている方、これから始めようとしている方、是非一緒に面白いものを作り上げていきませんか。
まだ具体的なサービス、仕事が発生するわけではありませんが、より良いチームで世の中を面白くするために力を合わせましょう。