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AIで書いた記事、Googleの評価は下がる? 公開前チェックと避けたい3つの使い方

公開 読了まで 約8分

( この記事の要点 )

  1. AIで下書きすること自体より、人が確かめて中身を足したかどうかが見られます。
  2. 公開前は、数字・日付・価格と、タイトル・説明文・画像の代替テキストまで人が確かめます。
  3. 中身の薄い記事の大量生成、地域名だけ差し替えたページの量産、架空の著者は避けます。

「施工事例のブログ、ChatGPTに下書きしてもらったら早く書けた。でも、このまま載せて大丈夫かな」。 ホームページの更新を兼務でまかされている方から、こんな声をよく聞きます。

結論から言うと、AIで下書きすること自体を心配しすぎる必要はありません。 大事なのは、公開する前に人が確かめて、自社にしかない中身を足すことです。 Google も検索セントラル(サイト運営者向けの公式ドキュメント)で、そう書いています。

この記事では、Google の指針の原文をもとに、次の2つをまとめます。

  • 公開前に自社で確かめる手順(チェックリスト)
  • 評価を下げるおそれがある、避けたい使い方

Google の指針には何が書かれているのか(2026年11月時点)

Google は2026年10月上旬に、サイト運営者向けのドキュメントをいくつか更新しました。 この節の日付や内容は、あとで変わることがあります。

文書(今のページの見出し) 主な内容 最終更新(日本語版)
ウェブサイトで生成 AI によるコンテンツを使用するための Google 検索のガイダンス 公開前に人が事実確認する。タイトルや画像の代替テキストも確認の対象 2026年10月6日
有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成 「メイン コンテンツ」の節がある。虚偽の著者情報を避けるよう明記 2026年10月7日(英語版は10月5日)

公開前に、人が事実確認をする

生成AIのガイダンスには、次の一文があります。

AI 生成コンテンツを公開する前に、手動でファクト チェックを行い、正確性と信頼性を確認することが重要です。

出典:(ウェブサイトで生成 AI によるコンテンツを使用するための Google 検索のガイダンス)

この確認は、本文だけの話ではありません。 ページのタイトル(<title> 要素)や、検索結果に出る説明文(メタ ディスクリプション)も対象です。 構造化データ(検索エンジン向けにページの中身を整理した情報)や、画像の代替テキストも含まれます。 代替テキストは、画像が見えないときや読み上げのときに使われる説明文のことです。

書いた人を偽らない

もう一つの文書では、書いた人の情報について、こう書かれています。

ただし、虚偽の著者情報を使用することは避けてください。クリエイターのプロフィールを捏造すること(AI 生成の顔写真、架空の名前、虚偽の資格情報を使用して、コンテンツが人間の専門家によって書かれたように見せるなど)は、欺瞞行為の一種です。

出典:(有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成)

「一級建築士 監修」のような肩書きを、実際には確認していない人の名前で付けるのは避けましょう。

同じ時期に、スパム対策の更新もありました

Google は「September 2026 spam update」を、2026年9月24日に始め、10月8日に終えました(米国太平洋時間)。 検索のステータスのページで知らせています。 すべての言語が対象です。順位が大きく動いた場合は、後で紹介する「避けたい使い方」に当てはまっていないかを見直してみてください。

AIで書いた記事はペナルティになる?

Google が見ているのは「AIを使ったかどうか」より、「読む人の役に立つか」です。 有用なコンテンツの文書では、問題になる使い方を次のように書いています。

検索ランキングを操作することを目的に AI 生成などの自動化を使用してコンテンツを作成している場合、その行為は Google のスパムに関するポリシーに違反していると見なされます。

出典:(有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成)

つまり、検索の順位を上げるためだけに、AIで中身のないページを増やすことが問題です。 お客様に伝えたいことを、AIに手伝ってもらって書くのは、これとは別の話です。

ただし、AIの文章はまちがいを含むことがあります。 生成AIは事実を調べて書くのではなく、ありそうな言葉の並びを予測して文章を作るからです。 だからこそ「公開前の人の確認」が欠かせません。

公開前に自社で確かめる7つのこと

施工事例やお知らせを公開する前に、次の7つを順に見てください。

流れの図。『AIの下書き』→『人が確かめる』(数字・日付・価格/自社にしかない中身を足す/タイトル・説明文・画像の説明)→『公開』
AIの下書きは、人が確かめてから公開します
# 確かめること 見るポイント
1 数字・日付・価格 工期、坪数、金額、営業日、締め切りが正しいか。AIが「それらしく」作った数字がないか
2 法令・制度・補助金 名前と条件が今のものか。公式のページで確かめたか
3 自社にしかない中身 現場の写真、工程で工夫したこと、お客様の声(掲載の了解をとったもの)が入っているか
4 言い過ぎ 「地域No.1」「絶対に」など、根拠のない言葉がないか
5 書いた人・確かめた人 実在の担当者の名前と役割か。架空の監修者になっていないか
6 タイトル・説明文・画像の説明 ページのタイトル、検索結果に出る説明文、画像の代替テキストも、本文と同じように確かめたか
7 AIを使ったことの書き方 「どう作ったの?」と思われそうな内容なら、AIを使ったことを一言添えるか決めたか

まずはこれだけ:1と3

全部が大変なら、1(数字の確認)と3(自社の中身を足す)から始めてください。 数字のまちがいは信用に直結します。 そして自社の写真や工夫が入ると、ほかの会社の記事と自然に差がつきます。

よくある失敗と直し方

  • 失敗:AIが書いた「標準的な工期は約3か月」をそのまま載せた。 直し方:自社の実際の工期に書き換える。「この現場では〇か月」と、事例の事実だけを書く。
  • 失敗:画像の代替テキストが空、または「画像1」になっている。 直し方:「完成したリビング。南向きの窓から光が入る」のように、写っているものを短く書く。
  • 失敗:ページのタイトルがAIの案のまま「理想の住まいを叶える家づくり」。 直し方:「〇〇市 平屋の新築 施工事例」のように、何のページかが分かる言葉にする。

避けたい3つの使い方

Google のスパムに関するポリシーと、有用なコンテンツの文書から、次の3つを取り上げます。 どれも「AIを使ったから」ではなく、読む人の役に立たない、または読む人を欺くから問題になります。

1. 中身の薄い記事を大量に作る

ポリシーでは、大量生成されたコンテンツの不正使用を、こう説明しています。

大量生成されたコンテンツの不正使用とは、ユーザーをサポートすることではなく、検索ランキングの操作を主な目的として大量のページを生成することを指します。

出典:(Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー)

例として「生成 AI ツールまたはその他の同様のツールを使用して、ユーザーにとっての価値を付加することなく大量のページを生成すること」が挙げられています。 「毎日1本、AIにお題を入れて出てきたまま公開」は、これに近づきます。

2. 地域名だけを差し替えたページを並べる

「〇〇市の外構工事」「△△町の外構工事」のように、地域名以外がほぼ同じページをたくさん作る方法です。 ポリシーの「誘導ページ」の例には「サイト内における階層が明確に定義されていないため、構造としては検索結果の一覧に近く、内容が類似する複数のページを作成する」とあります。 地域名だけを差し替えたページを並べると、こうした誘導ページと見なされるおそれがあります。 対応地域を伝えたいときは、1ページにまとめて、地域ごとの実際の事例があればそれを載せましょう。

NGとOKの作例。NG:『A市』『B町』『C町』と地域名だけ違う同じ形のページが3枚重なり、地域名に丸と『地域名だけ違う』。OK:1ページの中に『A市』『B町』『C町』それぞれ別の施工写真が並び、写真の列に丸と『地域ごとの実例』
地域名だけ差し替えたページを並べるより、1ページにまとめて地域ごとの実例を載せます(説明用の作例です)

3. 架空の著者や監修者を付ける

先ほどの引用のとおり、AIで作った顔写真や、架空の名前・資格を使うことは避けます。 書いた人を出すなら、実在の担当者の名前と、実際の役割(例:現場管理担当)にします。

施工事例ブログで、AIをこう使う

最後に、工務店の施工事例を例に、AIの使いどころを分けてみます。

左に『人:材料を出す』(写真/工期・間取り/工夫した点/お客様の声)、右へ『AIが整える』の矢印、その先に『下書き』の紙
材料は人が出し、AIは整える役にします
工程 人がやること AIに手伝ってもらえること
材料を集める 写真、工期、間取り、お客様の要望、工夫した点をメモする —
下書き — メモを渡して、読みやすい文章に整えてもらう
確認 7つのチェックで、数字と言い過ぎを直す 誤字や分かりにくい文の指摘
仕上げ タイトル・説明文・画像の代替テキストを決める 案を複数出してもらう

ポイントは、材料は人が出し、AIは整える役にすることです。 こうすると、まちがいが入りにくく、自社らしい記事になります。

まとめ

  • AIで下書きすること自体より、人が確かめて自社の中身を足したかが大事です。
  • 公開前は、数字・日付・価格と、タイトル・説明文・画像の代替テキストまで確かめます。
  • 中身の薄い記事の大量生成、地域名だけ差し替えたページ、架空の著者は避けます。

自社のホームページの記事づくりや、更新の進め方で迷ったら、MODS BASE にご相談ください。

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MODS BASE

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